質って? 質と買取??
質とは?
質とは、お品物を担保にお金を借りられるシステムです。
お品物は質蔵にて大切にお預かりさせていただきます。
期限内に質料とご融資したお金をお支払いいただければ、いつでもお品物はお客様にお返しいたします。
また、質料をお支払いいただくことで、お預かりする期間を延長することもできます。
もし、お品物が不要になりましたら返金せずに、お品物を手放すこともできますので取り立てもなく安心です。
買取とは?
お品物を手放してもいい時は、買い取りシステムをおすすめいたします。
お品物をその場で査定させていただき、評価に見合った金額で買い取りさせていただきます。
ただし、この場合には買い取りになりますので、万が一お品物が必要になったとしても取り戻せません。
質と買取、どう違うの?
質と買取の違いは、実はけっこうあるんです。
大きな違いは、お品物を「預ける」か「売る」かです!
①迷っているなら、「質」を選びましょう。
「この金額だともったいないかな…」とか「売りたくないけど、お金が欲しいんだよね」など、迷われているときは、断然「質」での契約をおすすめします。
「質」契約なら、3ヶ月の期間がございますので、契約の場で決断しなくても大丈夫なんです。もし、取り戻されたい場合は「元金」と「質料」をお支払いいただければOKですし、もし手放す場合はそのままにしていただいて、期限を過ぎた時点で流れとなり、その時点で「売った」ことと同じことになります。
②許可の種類が違います。
これはお客様に直接関係することではありませんが、「質屋」と「買取店」では、許可の種類が違います。
「質屋」を営業するためには、「質屋営業法」という法律に基づき「質屋許可証」を持っていなければなりません。一方「買取店」は「古物営業法」という法律に基づき「古物商許可証」を持っていなければなりません。
ちなみに、リサイクルショップや中古店を経営したり、洋服などを下取りするお店なども「古物商許可証」が必要になります。多種の業種にわたって必要になるので、「古物商許可証」は比較的取得しやすいと言われています。
しかし「質屋許可証」は質屋のみ必要で、質蔵などの設備や営業する人物の照会などの厳しい審査があり、簡単に取得できないようになっています。
全国各地で営業されている「質屋」は厳しい審査を受けた、いわば「信頼できる」お店ですので、安心してご利用いただけます。
たにやは「質屋許可証」と「古物商許可証」を取得しており、法律に則って質取引・買取・販売の業務を行っております。ご安心ください。
③質屋の使い方はイロイロあるんです!
買取契約ですと、お客様がお品物を「売る」システムですから、買い戻すことができない「一度きり」のシステムです。
質契約ですと、お客様がお品物を「預ける」システムですから、「質料」をいただければ「預けておく」こともできます。それに「元金」と「質料」をいただければ、いつでもお持ち帰りいただけますし、次回のご利用時に同じお品物を預けることもできる、いわば「何度も使える」システムなんです。
「預ける」ことでお金を借りるだけでなく、次のような使い方もあるんです!
ケース① 「倉庫」のかわりに・・・
たとえば、サックスやギターなど音楽の趣味をお持ちの方が一人暮らしをすることになりました。
部屋が手狭になるので質屋に「預けて」おいて、長期休暇の時に「お持ち帰り」になって、思う存分演奏することができます。
ケース② 「宝石箱」「金庫」のかわりに・・・
たとえば、以前に空き巣に入られて、大事にしていた宝石を盗まれてしまった方がおられました。
盗まれなかったジュエリーを「鍵のかかる宝石箱」のかわりに質屋に「預けて」おき、パーティーなどに行かれる時に「お持ち帰り」になって、そのあとにまた「預ける」ことができます。
お客様ご自身で、たにやの上手な「使い方」を見つけてみてください。